睡眠時無呼吸症候群外来
睡眠時無呼吸症候群外来

特に、日中の強い眠気や居眠りはとても危険なサインです。運転中や仕事中の事故につながることもあります。ご自身では気づきにくいため、ご家族やパートナーからの「いびきがうるさい」「息が止まっているよ」といった声も大切な手がかりになります。
上記のような症状がある方は、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の可能性があります。日中の眠気やだるさ、朝の頭痛などは、日常生活や仕事のパフォーマンスに大きく影響します。
「最近、いびきがひどいって言われたな…」
「昼間にウトウトしてしまうことが増えた」
そんな方は、お気軽に当院へご相談ください。
眠っている間に、何度も呼吸が止まったり浅くなったりする病気です。もっとも多いのは「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」で、のどの奥がふさがって空気の通り道が狭くなることで起こります。
眠っているときに、
といった様子が見られるのが特徴です。
また、以下のような病気とも深く関係しているため、放置してしまうとこれらの病気のリスクを高めてしまう可能性があります。
最近はテレビや新聞でも取り上げられることが増え、少しずつ認知が進んでいる病気です。
日本では約5人に1人がこの病気にかかっているといわれており、特に中年の男性では約4人に1人、閉経後の女性でも10人に1人はみられます。
以下のような特徴のある方は、特に注意が必要です。
まずは医師が診察し、必要に応じて「自宅でできる簡易検査」をご案内します。検査結果によっては、より詳しく調べる「精密検査(PSG)」をご案内いたします。
方法
検査時間
費用
※AHI(無呼吸低呼吸指数)が20以上でCPAP療法の保険適用対象です。
方法
検査時間
費用
特徴
※AHI(無呼吸低呼吸指数)が20以上でCPAP療法の保険適用対象です。

機械を使って、就寝中に鼻から空気を送り込み、のどがふさがらないようにする治療です。いびきや無呼吸が改善し、ぐっすり眠れるようになります。当院では、健康保険を使ってCPAPを処方でき、機械は、専門メーカーが患者様に合ったタイプを提案します。
マスクの違和感や、鼻・のどの乾燥が気になる方もいます。その場合は、マスクの調整、点鼻薬の活用や加湿器の利用で対応できます。
就寝時にマウスピースのような装置を装着し、下顎を前方に出して固定することで、気道を広げ、呼吸を楽にするものです。CPAP治療が必要ない軽い症状の方やCPAPがどうしても使えない方に有効な治療です。当院では直接お作りできないため、ご希望の方は専門の施設をご紹介します。
CPAPやマウスピースが使えない場合に、手術が検討されることがあります。ただし、手術が必要かどうかの判断は難しく、体への負担(侵襲)もあるため、最初に選ばれる治療法ではありません。今後は、レーザーを使った治療の長期的な効果にも期待されています。
肥満はこの病気の最大の原因のひとつです。「食事の見直し」「適度な運動を習慣に」「睡眠・生活リズムの見直し」を実施し、無理のない範囲で体重を落とすことで、症状の改善が期待できます。
生活習慣の改善だけで完治することは少ないですが、「根本から治療していく」意味でとても大切です。
「いびき」「日中の眠気」「呼吸が止まっていると言われた」そんな症状がある方は、まずは当院にご相談ください。当院ではWEB予約・電話予約が可能です。お気軽にご相談ください。
