【胃がん連載コラム:第4回(最終回) 胃カメラを「苦しくない検査」へ】|健都はやしクリニック|吹田市JR岸辺駅直結の内科・消化器内科・内視鏡

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【胃がん連載コラム:第4回(最終回) 胃カメラを「苦しくない検査」へ】

【胃がん連載コラム:第4回(最終回) 胃カメラを「苦しくない検査」へ】|健都はやしクリニック|吹田市JR岸辺駅直結の内科・消化器内科・内視鏡

2026年4月23日

【胃がん連載コラム:第4回(最終回) 胃カメラを「苦しくない検査」へ】

早期発見が守る、あなたの「食べる喜び」。苦しくない胃カメラへの挑戦

こんにちは、「健都はやしクリニック」です。胃がん連載コラム、いよいよ最終回となりました!

ここまで読んでくださった皆様は、早期発見がいかに大切かを十分に感じてくださっていると思います。でも「自分の胃の状態をちゃんと確認しておこう」 そう決心された方が最後に残るのが「胃カメラって、やっぱり怖い、苦しそう」「昔、受けた時に苦しくてトラウマになった」という本音ではないでしょうか。

検査を怖がって先延ばしにする間に、救えるはずの病気が進んでしまうこと。それが医師として一番悲しいことです。

ラストとなる今回は、吹田市の健都はやしクリニックが開院時からこだわり続けている「楽に受けられる検査」の舞台裏と、その先にある「皆様の笑顔」への想いをお伝えします。

内視鏡検査室

1. 「早く見つかる」と「遅れて見つかる」の決定的な違い

「胃がんが見つかる」と聞くと、誰しも目の前が真っ暗になるような気持ちになるかもしれません。しかし、現在の医療において、早期の胃がんは決して絶望する病気ではありません。

以前のコラムでもお話ししましたが、もし、がんが粘膜の表面にとどまっているようなごく初期の段階で見つけることができれば、お腹を切らずに「胃カメラで削り取るだけ」で治療が終わる時代になりました。

早期発見のメリット: お腹に傷が残らないのはもちろん、入院期間も短く、身体への負担が極めて少ないのが特徴です。そして何より、「自分の胃がそのままの形で残る」ため、治療後も以前と同じように美味しい食事を楽しむことができます。

一方で、発見が遅れてしまった場合は、胃の半分、あるいは全部を摘出する手術が必要になります。 命が助かったとしても、「一度に食べられる量が減る」「食後の動悸やめまい(ダンピング症候群)に悩まされる」など、これまでの「当たり前の日常」を取り戻すには、多大な努力と時間が必要になります。

「命を守る」だけでなく、「これからの人生の質(QOL)を守る」。そのために、1日でも早く見つけることが何よりも大切なのです。

2. 「胃カメラを、採血と同じくらい身近なものに」

「早く受けなきゃいけないのは分かった。けれど、やっぱりあの検査は苦しいから……」 そう言って足が遠のいてしまう方を一人でも減らしたい。それが、当院の開院時からの原動力です。私たちは、胃カメラへのハードルを極限まで下げるために、3つの大きな工夫を凝らしています。

① 「眠っている間」に終わる検査(鎮静剤の使用)

当院では、鎮静剤(眠くなるお薬)を使い、うとうとしている間に検査を終わらせる方法を推奨しています。「気づいたら終わっていた」「もう終わったんですか?」という患者さんの驚きと安堵の声が、私たちの何よりの励みです。

② 「鼻用の細いカメラ」をあえて口から入れる

ここ数年で、鼻用の細いカメラ(経鼻内視鏡)の画質は飛躍的に向上しました。 当院では、この「非常に細いカメラ」を口から入れ、さらに眠った状態で受けるという方法をご提案しています。 細いカメラを使うことで喉への刺激を最小限に抑えつつ、鎮静剤でリラックスしていただく。これが、現在私たちが考える「最も負担が少なく、かつ精密な観察ができる」胃カメラの検査方法です。

③ 一人ひとりに合わせた「オーダーメイドな麻酔」

お薬の効き方は人それぞれです。過去の検査で「薬が効きにくかった」「苦しかった」という経験をお持ちの方には、その方の体質を見極め、最適な種類と量を細かく調整します。不安な点に関しては、検査前の診察や看護師に相談してください。

経験豊富な内視鏡専門医によるチーム診療

3. 「医療機関で受ける胃カメラ」だからできる生検

第3回でも触れましたが、当院のような医療機関で最初から胃カメラを受けることには、もう一つの大きな安心があります。

健診センターなどでの胃カメラは「観察のみ」であることが多いですが、当院ではもし怪しい箇所があれば、その場で組織を採取(生検)し、精密検査へ回すことが可能です。

※組織を詳しく調べる「病理結果」が出るまでには通常2週間ほどお時間をいただきますが、「健診で引っかかってから、また別の病院でカメラを飲み直す」という二度手間と不安な待機期間を、最小限に抑えることができます。

胃がん検診について説明する医師と患者の相談風景

最後に:迷っているあなたへ

「胃がんで、食べる喜びを失ってほしくない」 それが私たちの願いです。

専門医として確信しているのは、早期発見のためには「苦しくない検査」であることが何より大切だということです。どんなに精度の高い検査も、怖くて受けていただけなければ意味がないからです。

「苦しそう」と先延ばしにする間に、救えるはずの病気が進んでしまう……。そんな「後悔」を一人でも多く減らすために、私たちは楽に受けられる工夫にこだわっています。

「こんなに楽なら早く受ければよかった」と言っていただける準備をして、私たちはここでお待ちしています。

まずは気軽なご相談から、始めてみませんか。

監修

健都はやしクリニック院長 林 史郎



監修:健都はやしクリニック 院長 林史郎

資格
日本内科学会 総合内科専門医
消化器病学会 専門医
消化器内視鏡学会 指導医・専門医
膵臓学会

略歴
2018年 健都はやしクリニック開院

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