健康診断の便検査で2年連続ひっかかった方へ|健都はやしクリニック|吹田市JR岸辺駅直結の内科・消化器内科・内視鏡

Access

〒564-0018大阪府吹田市岸部新町5番45号 ビエラ岸辺健都2F

お問い合わせはこちら

06-6384-6000

WEB予約 業者様お問い合わせフォーム
クリニックブログ
院内画像

健康診断の便検査で2年連続ひっかかった方へ

健康診断の便検査で2年連続ひっかかった方へ|健都はやしクリニック|吹田市JR岸辺駅直結の内科・消化器内科・内視鏡

2026年2月10日

健康診断の便検査で2年連続ひっかかった方へ

健都はやしクリニックの医療コラム第3回目は「健康診断の便検査で2年連続ひっかかった方へ」です!
当院でも健康診断や、吹田市などで行われる大腸がん検診で「陽性」がでたという方が多いです。
その中でも、今回は2年連続(2回連続)で陽性となったときにどのように考えたらいいのか、
受診の目安など、専門医の視点でわかりやすく解説させていただきます!

便検査(便潜血検査)とは何を調べる検査?

要精密検査と書かれた健診結果を見て不安になる方のイメージ

便潜血検査は、便の中に目に見えないレベルの少量の血液が混じっているかを調べる検査です。
この検査には

・痛みがない(採血とかと違って)
・自覚症状がなくても異常を見つけられる
・大腸がん・ポリープの早期発見が目的

という特徴があります。
重要なのは、 「出血=必ず重い病気」ではないが、「異常のサイン」である という点です。

便潜血陽性についてのページはこちら

2年続けて便潜血が陽性…今すぐ検査すべき?迷ったときの考え方


2年続けて便潜血が陽性となったとき、どのように考えたらいいでしょうか。
それは、1回目の陽性時に内視鏡検査をしているか、いないかで考え方が変わってきます。

1回目の陽性時に「内視鏡検査をしていない」場合

この場合は、迷わず精密検査(大腸内視鏡検査)を受けるべきです。
1年前の陽性が「たまたま」だったのか、それとも当時からポリープやがんが隠れていたのかが不明だからです。
2年連続で陽性が出たということは、腸内に何らかの出血源(病変)が存在する確率が、1回だけ陽性の場合よりも統計的に高くなります。

1回目の陽性時に「内視鏡検査をしている」場合

この場合は、前回の「検査結果」が重要になります。

精密検査が必要なケース(高リスク)
・前回の検査で「進行がん」や「大きなポリープ(10mm以上)」が見つかった。
・多数のポリープがあった。
・潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患があった。
これらは再発や見落とし、新たな病変のリスクがあるため、2回目陽性時も精査が必要です。

精密検査の緊急性が下がるケース(低リスク)
・前回「異常なし」だった。
・ごく小さなポリープ(数ミリ)のみで、経過観察で良いと言われていた。
・痔による出血であることが確定していた。
大腸がんが1年で急激に成長する可能性は低いため、前回の検査精度が高ければ、主治医と相談の上で少し様子を見るという選択肢も出てきます。

「毎年痔があるから大丈夫」は通用する?


よくあるのが、 「痔があるから毎年ひっかかるだけ」 という考え方です。
確かに、痔が原因で便潜血が陽性になることはあります。
しかし、痔とポリープが同時にある・痔だと思っていたら別の原因だったというケースも少なくありません。
2年連続陽性の場合、「痔だから大丈夫」とは言い切れません。

2年連続陽性でも症状がない場合は様子見でいい?


答えは NO です。大腸がんは、

・痛みが出にくい
・出血に気づきにくい
・進行するまで症状がない


という特徴があります。「症状がないから大丈夫」ではなく、 「症状がない今こそ調べる意味がある(早期発見のチャンス)」 と考えることが重要です。

精密検査では何をするの?痛み・時間・流れ


便潜血検査の精密検査として行われるのが大腸カメラ検査です。

内視鏡をしている医師のイメージ

大腸カメラってどんな検査?

・検査時間:15〜30分程度
・鎮静剤を使用すれば眠った状態で実施可能
・日帰りで終了


検査中にポリープが見つかれば、 その場で切除できることもあります。

当院の大腸カメラの特徴

よくある質問(Q&A)

Q. 去年は様子見と言われましたが、今年も必要ですか?
A. 2年連続陽性の場合は、精密検査が勧められるケースが多いです。

Q. 毎年ひっかかる人もいますか?
A. いますが、その場合も適切なタイミングで大腸カメラで確認することが重要です。

Q. 費用は高いですか?
A.便潜血陽性の二次検査で大腸内視鏡検査を受ける場合は、保険適用で実施できます。
大腸カメラ料金表

院長からのメッセージ|便潜血検査で2年連続でひっかかったら

結果説明


私はこれまで長年にわたりこの検査に携わり、多くの大腸がんを発見してきました。
その多くの場面で、患者さんは大きなショックを受けられますが、
それでも「見つけてもらえてよかった」とおっしゃいます。

一方で、検査をためらってこられた患者さんから、
「もっと早く調べていたら、結果は違っていましたか」
「あのときに調べておけばよかった」
と悔やむお言葉を聞くことも
あります。
便潜血が2年連続陽性=偶然(たまたま)という可能性は下がります。

不安を抱えたまま過ごすより、早期発見・治療のためにも 一度しっかり調べてみませんか。 

監修

健都はやしクリニック院長 林 史郎



監修:健都はやしクリニック 院長 林史郎

資格
日本内科学会 総合内科専門医
消化器病学会 専門医
消化器内視鏡学会 指導医・専門医
膵臓学会

略歴
2018年 健都はやしクリニック開院


当院のWEB予約はこちらから


TOP