2026年9月28日


「大腸カメラを勧められたけれど、下剤(腸管洗浄液)を大量に飲むのがつらそう」
「前日の食事制限が難しそう」
と、受診を先延ばしにしていませんか?
実際に当院で検査を受けられた方の多くは、「思っていたほど大変ではなかった」とおっしゃいます。
吹田市・岸部駅周辺や摂津市など北摂エリアにお住まいの忙しい方へ、準備の負担を減らす具体的なコツと安心のサポート体制を分かりやすく解説します。
この記事のポイント
*検査自体は鎮静剤(麻酔)で眠っている間に終わります
*当院の下剤(腸管洗浄剤)は液体タイプや錠剤など3種類を準備しております
*前日は「野菜・海藻」を避けて「白米・うどん・豆腐」を選べば安心です
大腸カメラで一番大変なのは「検査」ではなく「準備」
検査中の苦痛は最小限です
当院では鎮静剤(静脈麻酔)を使用するため、
うとうと眠っているような状態で苦痛なく検査が受けられます。
下剤が重要な理由とは?
便が残っているとカメラの挿入が困難になります。
加えて、小さなポリープや早期がんを見逃す原因になります。
精度の高い観察を行うための大切なステップです。
3種類の下剤を準備しています
当院では「水に溶かすタイプ(少量で済むもの含む2種)」と「錠剤タイプ(1種)」をご用意しています。
まずは多くの方に合いやすいものを第一選択としてご提案し、合わなければ別のタイプへの変更を検討します。
医師や看護師が体調・ご経験を伺い、最適なものを一緒に決定します。
事前診察で不安を解消|安全に受けていただくための確認
当院では、看護師が食事・下剤のタイミングや当日の流れを丁寧にご説明します。
一人ひとりの体調やお薬の状況、普段の便通に合わせて、「あなたに合った準備の方法」を具体的にお伝えできることが事前診察の大きなメリットです。便秘がちな方には事前にお薬を調整するなど、個別の対応も行っています。
1.特に確認が必要なお薬
「抗血栓薬(血液サラサラの薬)」「糖尿病薬・インスリン」は事前に休薬や継続の指示が必要なため、必ずお薬手帳をお持ちください。
2.重大なリスクの事前チェック
腸に高度な狭窄(通りが悪い状態)があると下剤服用自体が危険を伴うため、事前受診での確認が不可欠です。
事前受診の時点で通過障害が疑われ、レントゲンやCT検査を先に行っていただく方がいらっしゃいます。
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前日の食事、これだけ守れば大丈夫|低残渣食のコツ
前日は腸に残りにくい「低残渣食(ていざんさしょく)」にしていただきます。

食物繊維は消化されにくく、そのままの形で大腸に残ってしまうためです。
腸壁やカメラのレンズに付着すると、観察の妨げになり病変の見逃しや再検査につながることがあります。
※間違えやすいポイント
「野菜=体に良い」という普段の感覚のままでいると逆効果です。
検査前日に限っては、繊維の多い食品(野菜・海藻・きのこ)はしっかり控える必要があります。
・キウイやイチゴの種、粒入りヨーグルトなども腸内に残りやすいためご注意ください。
指定された時刻以降はお食事を控えてください(絶食)。
水分補給は制限ありません。 脱水を防ぐため、水やお茶はしっかり多めにお飲みください。
| 分類 | 避けたい食品 (残渣になりやすい) |
おすすめの食品 (消化が良い) |
|---|---|---|
| 主食 | 玄米、雑穀米、ラーメン、蕎麦 | 白米、おかゆ、うどん、食パン |
| 野菜・海藻 | 野菜全般、きのこ類、海藻類、こんにゃく | 具のない味噌汁・すまし汁・スープ |
| 果物・豆類 | 果物全般(種入り含む)、納豆、ナッツ、ごま | 豆腐(冷奴・湯豆腐など) |
| 主菜 (肉・魚) |
脂身の多い肉、揚げ物、加工肉(ハム・ソーセージ) | 白身魚、鶏ささみ、卵 |
| 飲み物 | 乳飲料、果汁ジュース、アルコール類 | 水、白湯、麦茶(ノンカフェイン) |
下剤(腸管洗浄液)を飲みやすくする3つの 工夫
下剤はけして飲みやすいとは言えません。しかし工夫次第ではましになることもあります。
1.コップ1杯ずつ決められたペースを守る
焦って一気に飲むと吐き気の原因になります。
時間をかけて(コップ1杯を10分~15分程度)少しずつ飲み進めましょう。
下剤の影響で体が冷えてくる方もいます。部屋を暖かくしたり、温かい白湯やお茶を飲んでみてください。
2.冷やして飲む
下剤独特の風味や甘みが和らぎ、飲みやすくなります。
3.水分(水・お茶)をしっかり摂る
便が柔らかくなり洗浄の効果が高まります。指定された量は必ず飲んでください。
味が合わない方は、お水やお茶でお口直しをしてみてください。
🚨 無理は禁物です
途中で強い吐き気・腹痛がある場合や、全く便が出ない場合は無理をせず、すぐにクリニックへお電話でご相談ください。
まとめ|院長(監修)から検査をためらっている方へ

大腸がんは、早期発見・早期治療、そして前段階であるポリープの段階で切除することで確実に予防できる病気です。
準備の負担は飲み方の工夫や個別の調整でかなり軽くできますし、検査そのものは鎮静剤でうとうとしている間に終わります。
「苦しい思いをした経験がある」「下剤や前日の準備が大変そう」というイメージから、受診を足踏みしてしまう方を一人でも少なくしたいという思いで日々の診療にあたっています。
ひとりで抱え込まず、まずは事前診察で一つひとつの不安を解消することから始めていただければと思います。
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監修

監修:健都はやしクリニック 院長 林史郎
資格
日本内科学会 総合内科専門医
消化器病学会 専門医
消化器内視鏡学会 指導医・専門医
膵臓学会
略歴
2018年 健都はやしクリニック開院
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